抗酸化力は測定できる
ORAC(オラック)法
ORAC(Oxygen Radical Absorbance Capacity)は、活性酸素の吸収能力を測定する方法で、抗酸化力の新しい指標として米国農務省(USDA)と米国国立老化研究所(NIA)の研究者により開発されました。
米国では、抗酸化力の新しい指標として食品への表示が普及しつつあります。
日本においても、食品の抗酸化力に対する統一した指標の確立を目的として Antioxidant Unit研究会(AOU研究会) が発足し研究が進められています。
DPPH法
人工的に安定化させた有色のDPPHラジカルの退色により「活性酸素の消去能」を測定する方法です。
熊本県熊本市海路口町の「T.K. EVOLUTION FARM」 様のWebサイト
「トマト物語」では、このDPPH法を用いてご自身の農園で生産されたの健康トマトの「活性酸素消去能(RS50%活性mg)」を測定し公表しておられます。
この健康トマトはその名の通り、一般のトマトの数倍の「抗酸化力」があることに驚きです!
こうした取り組みは、より健康によい野菜を選ぶ基準となり、家族の健康を考えた献立作りができるようになります。
そして何より、野菜の効能が分かって調理できますから、料理の楽しみがさらに広がります!
ESR法
電子スピン共鳴(ESR)により活性酸素種を測定する方法です。