日本人の平均寿命と国民医療費
日本人の平均寿命は、統計を取り始めた昭和22年に52歳でしたが、とても素晴らしいことに平成24年には83歳まで伸びています。
ところが、日本の国民医療費は、統計を取り始めた昭和29年に約2000億円でしたが、平成23年には38兆円にまで膨らんでいます。
今や、日本は世界有数の長寿国になりましたが、その長寿を支えているのは38兆円もの医療費です。そして、ここ数年は毎年1兆円規模で増加する傾向にあります。
長寿により高齢者人口が増え続ける一方、出生率の低下により働く世代(納税者人口)が減り続けています。
こうした危機的状況を解決するには若いころから健康に気をつけながら、健康的に寿命を伸ばすしかありません。
次に健康寿命についてご説明します。